猪名川河川レンジャー運営検討委員会 議事要旨
■[平成31年3月6日開催]
【会議の概要】
- 平成30年度に新たに河川レンジャーに就任した佐藤レンジャー、原口レンジャーが、自己紹介として、次年度以降に実施したい河川レンジャー活動等について説明した。
- 議事として、事務局より、平成30年度の猪名川河川レンジャーの活動結果と活動方針について説明を行った。 また、運営要領の中の不明確・不整合な表現などについて事務局より改定案を提示し、満場一致で委員の了承をいただき、3月6日付で改定した。
【議事要旨】
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○平成30年度の活動について、学識委員より以下のご意見をいただいた。
- 自治体との協働による絵画・写真の作品展や表彰式の開催、ハザードマップにシールを貼る体験展示、河川公園の利用者を対象とした外来植物の出前講座など、猪名川河川レンジャーの活動では様々な工夫が行われており、評価できる。今後も続けてもらいたい。
- 無理をせずに出来ることから順に活動を進め、継続してきたことが成果に繋がっている。
- 河川レンジャーは、住民と行政の間で住民要望を聞き取って行政に伝える、非常に有意義な存在である。
- ボランティアで河川レンジャー活動に従事してくれる方々がいることは素晴らしい。
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○次年度に向けた意見・提案として、委員より以下のご意見があった。
- 猪名川のい~な!の募集は、まとめて応募してもらえる可能性のある教育委員会にも声をかけることが望ましい。
- 防災への関心が高まっているため、防災の体験展示等は、テレビ局などに働きかければ取材してもらえる可能性がある。
- 防災に関しては、今後、力を入れていってほしい。
- 10年、20年後に地域を支える人材の育成にもつながるため、特に子供を対象とした活動を重点的に実施することが望ましい。
- 今後の体制強化は、急がずにじっくりと進めると良い。
- ノウハウをパッケージ化することは、活動を次の世代に受け継いでいくために必要である。
- 河川レンジャーの活動を評価して報酬を支給するやり方と、評価しないやり方の両方を検討することが必要である。
- 河川レンジャーのスキルを高める勉強会等の開催は良い案である。
- 容易に記入・報告できるような活動報告の様式を作成することが必要である。
- 河川レンジャーが自分達のできる範囲内の活動を気持ちよく楽しく実施できるよう、支援策を講じることが求められる。
- 行政が情報提供や活動の後押しなどのサポートをすることが必要である。