「第18回 水辺まつり」に出展
「水辺まつり」は今回で18回目を迎えました。猪名川・藻川に係る活動に取り組む地域の団体が協働して実行委員会を設けて開催しています。今年は新型コロナウイルス感染症も5類になったため、飲食ブースも出店して賑やかに開催されました。天候にも恵まれ、少し暑い中でしたが、多くの住民の方々が足を運ばれました。
猪名川河川レンジャーでは、河川レンジャー制度の創設以来、継続して水辺まつりに出展し、地域の皆さんに猪名川と河川レンジャーへの関心を高めていただけるように取り組んできました。今年の出展は、「防災」「水辺文化」「河川環境」「レンジャー活動」等に関する幅広い内容で「体験展示」を行い、多くの方々に体験していただきました。
■日 時 : 令和5年9月17日(日曜日) 9:30~15:00
■主 催 : 水辺まつり実行委員会
■来場者 : 猪名川河川レンジャーブースの延べ来場者数 約200人
■内 容 : ・洪水ハザードマップの体験展示
・猪名川周辺の土地利用、河道形状などの移り変わりの展示・解説
・猪名川河川レンジャーの紹介展示
・猪名川の石ころチャレンジ体験
■場 所 : 藻川 宮園橋 右岸上流の河川敷(尼崎市)
■担 当 : 原口レンジャー、志築レンジャー、水谷レンジャー、藤澤協力員、田中協力員
猪名川レンジャーの出展ブース
【洪水ハザードマップ体験展示】洪水によって猪名川が氾濫した場合の浸水深と避難場所を示した洪水ハザードマップを拡大して展示しました。マップの自宅の位置にシールを貼っていただくことで、ハザードマップの意味を理解していただき、避難の重要性などをお伝えしました。参加者からは「洪水や避難を改めて実感できた。」など、防災への関心を示す感想をいただきました。
【猪名川周辺の土地利用、河道形状などの移り変わりの展示・解説】猪名川下流域の明治時代の地図と現在の地図を、土地利用や猪名川の河道形状の違いなどの面から比較できるパネルを展示しました。河道の移り変わりや治水事業による築堤、河道の付け替えなどの取組を解説し、参加者からは「これまで知らなかった猪名川のことを知ることができた。」など、猪名川への関心を高める感想をいただきました。
洪水ハザードマップ体験展示 猪名川周辺の移り変わりの展示・解説
【猪名川の石ころチャレンジ】小さな子供でも楽しく、簡単に、遊びながら猪名川の環境についての興味が深まるようにゲーム感覚の石ころチャレンジ体験の展示をしました。猪名川の河原にある様々な種類、形、大きさの「石ころ」を使って、「重さ」「高さ」「数」にチャレンジするゲームをして、上位の記録を出した挑戦者を「石ころチャンピオン」として掲示しました。小さな子供からお父さんまで、多くの方々が参加して、真剣な眼差しで石ころにチャレンジしていました。猪名川の河原に色々な石があることを体験し、河川環境への意思を育てていただければと思います。
「石ころ」の高さ競争 「石ころ」の重さ比べ
「石ころチャレンジ」挑戦中 猪名川河川レンジャーの紹介展示