第14回 猪名川流域意見交換会
猪名川の流域では、猪名川周辺の自然環境体験、自然環境保全・育成、景観づくり、清掃美化、河川利用などに取り組む様々な団体が活動されています。こうした『猪名川流域で活動する団体』が集まって、「会って」「話して」「聞いて」「交流する」ことで、『お互いの団体を理解し、活動団体の交流・連携を深める』ことを目的として猪名川流域意見交換会を開催しました。
過去3年間はコロナ禍にあったため開催を見合わせていましたので、4年ぶりの開催となり、猪名川と活動団体の「あかんとこ」についての認識を共有して、改善する方法について、活動団体が出来ることを話し合いました。意見交換の進行・とりまとめは志築河川レンジャーが担当しました。
■日時:令和5年12月11日(月曜日) 10:00~12:00
■参加:猪名川流域の活動団体 5団体(7名)
自然と文化の森協会、五月山グリーンエコー、流域ネット猪名川、
猪名川ヒメボタルの会、猪名川河川レンジャー
■内容:『あかんとこ』の認識の共有と改善策の意見交換
■場所:猪名川河川事務所 2階会議室
■主催:猪名川河川レンジャー
テーブルを囲んだ座談会形式での自由な意見交換
【『あかんとこ』と改善の意見】
「猪名川」と「活動団体」の『あかんとこ』を、各自が書き出して地図上などに整理しました。「猪名川のあかんとこ」の主なものとしては、ゴミ投棄、外来種、河川利用のマナーなどが、「活動団体のあかんとこ」の主なもとしては、メンバーの高齢化、中心的な人材の不足、団体の認知度の低さなどが挙げられました。
こうした課題に対しての改善方法については様々な意見がありましたが、「ゴミや外来種などの課題があることを流域の住民に広く知ってもらい、子供や一般市民が参加しやすい方法で協働して、具体的な改善策を実行する。」ことが望ましいとの認識を共有しました。
また、猪名川等に関する情報等を常時に発信・交換するためには、先ずは、猪名川に関わる様々な団体や個人が簡単に情報を共有ができる、猪名川好きが集まったライングループ等を作る提案がありました。
活発な意見交換