尼崎市民大学防災講座
尼崎市園田地区は、猪名川や、大阪周辺に分布している活断層プレート等により、洪水や震災、津波被害が生じる危険性のある地域です。志築河川レンジャーは、この地区の方々の防災意識を高める活動に積極的に取り組んでいます。
今回は、尼崎市主催の「市民大学」で志築河川レンジャーが防災講座を行いました。尼崎市のハザードマップを用いて、園田地区で起こりうる災害やその際の避難方法について、地域住民の方々にお話ししました。
■日時:令和6年11月26日(火曜日) 13:30~15:30
■場所:園田東生涯学習プラザ3階ホール
■主催:尼崎市
■内容:尼崎市ハザードマップから園田地区に特化した災害想定と避難方法
・猪名川、藻川の水害対策
・地震および津波被害の影響と対策
・ハザードマップの見方
・防災、減災に対する取り組み
■参加者:地域住民の方々 22名
■講師:志築河川レンジャー
講習会の様子
【マイ・タイムライン作成講座】
講座では、阪急園田駅等の近くの猪名川で洪水が生じた際のシミュレーション映像や、全国各地で実際に生じた内水被害の映像等を用いながら、水害の危険性についてお伝えするとともに、ハザードマップの見方を理解していただけるように説明しました。また、避難方法や避難場所の把握、家具の適切な配置、防災グッズの準備等、日ごろから減災への意識を持って備えておくことの重要性を説明しました。
参加者の皆さんからは、「日ごろの心構えが大切と思った」「災害に対する考えを改めたい」などの感想が寄せられ、防災意識を高めていただくことができたようでした。