第5回水辺まつり
■開催日:平成20年9月14日
■場所:藻川河川敷(尼崎市)
(主催:水辺まつり実行委員会、協力:猪名川河川レンジャー)
楢原Rのコメント
上流域ではあちこちで見られるホタルがテーマの紙芝居を
して「川を大切にしてね!」と伝えると、早速ホタルへの想い
を書いてくれた。もっと猪名川のことを伝えていきたい!
数山Rのコメント
たくさんの楽しい川体験の陰には多くのボランティアさんの“力”がありました。
その数何と169名!!
河川レンジャーとして、「活動団体との連携、実行委員会からの依頼による猪名川河川事務所、尼崎市等への後援依頼、河川管理者からの参加依頼を実行委員会への申し入れ、紙芝居の活動団体への実施依頼、住民からの意見聴取、防災意識の向上、環境保全意識の啓発」などの取り組みを行いました。
活動内容について詳しく知る
地域に根ざした団体や猪名川流域で活動する団体が連携し、猪名川・藻川の水辺を舞台に、「自然とのふれあい」と「人と人との交流」を行い、貴重な水辺の自然環境を再認識し、継承することを目的として水辺まつりを年に一回開催している。
今年は、猪名川・藻川の清流復元を現実のものとする一歩を踏み出すために、地域の方々との連携や交流をより深めることをテーマに、水辺まつり実行委員会主催による「第5回水辺まつり」が開催されたものである。
当日は、多くの子供を含む地域住民の方たち約4000人が藻川河川敷に訪れ、会場ではクイズラリー、紙芝居、魚の手づかみ、いかだ・カヌー・Eボートの乗船体験などの様々な催しが行われた。
【 河川レンジャーの取り組み 】
●行政と住民とのコーディネート
→水辺まつり実行委員会からの依頼による行政への後援依頼。
→河川管理者からの参加依頼を実行委員会と調整。
→河川管理者の参加による市民への治水整備内容の啓発。
→河川占用許可申請の作成・提出の支援。
●河川レンジャー主体の活動
→パネル展示・説明による水防災意識の啓発。
→河川占有等の必要性や手続きについての活動団体への周知。
→イベント実施団体との連携。
→活動団体と協力し実施した紙芝居による河川環境保護の啓発。
→昔の猪名川の写真の借用について各活動団体に依頼。
→昔の猪名川を写真で紹介するとともに、“猪名川・藻川への思い”と題して、住民からの意見聴取。
→河川レンジャーPR活動を展開。
「猪名川・藻川への思い」の結果
皆さんから頂いた「猪名川・藻川への思い」の集計結果は、以下のようになりました。
一番多かった思いは「ゴミのないきれいな川であること。(環境・景観保全への思い)」でした。
また、頂いた思いの中から「特に思いのこもった作品」を河川レンジャーがいくつか選び出し、表彰を行いました。
<代表的な“猪名川・藻川への思い”>
●環境・景観保全への想い → ゴミのないきれいな川であること。
●利用促進への想い → 川で魚釣りをしたり、泳いだりしたい。
●水質保全への想い → ゴミのない、たくさんの魚がすめる川にしたい。
●その他 → みんなで協力して、川を大切にしていきたい。
川への思い 意見集約結果 190件
①環境・景観保全への思い:85件(45%)
②利用促進への思い :27件(14%)
③水質保全への思い :18件(9%)
④その他 :60件(32%)
①環境・景観保全への思い 85件
・川をきれいにしよう :63件
・川にゴミを捨てない :17件
・魚がいっぱい棲めるようにしたい:5件
②利用促進への思い 27件
・川で泳ぎたい :16件
・魚釣り(掴み)がしたい :6件
・川で遊びたい :4件
・すばらしい場所にしたい:1件
③水質保全への思い 18件
・たくさんの魚(生物)が生息するような、きれいな川にしたい:10件
・ゴミのない、きれいな水にしてほしい :6件
・水質を改善してほしい :2件
④その他 60件
・川を大切にしよう :14件
・みんなで協力しよう :14件
・魚が安全に棲める川にしたい:5件
・自然に感謝 :3件
・お魚かわいい :3件
・安全な川づくり :2件
・生き物を大切にしよう :2件
・お魚大好き :2件
・ホタルを見たい :2件
・その他 :13件
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イベントのご案内は「朝日ファミリー」にも取り上げて頂きました
朝日ファミリー 平成20年9月12日 1134号より