もっと猪名川を知ろう! バスツアー
■開催日:平成21年11月5日(木曜日)
■場所: ドラゴンランド / 五月台展望台 / ワイワイわんど / 戸ノ内橋・藻川橋 / 一庫ダム管理事務所 / 道の駅いながわ / 猪名川町立ふるさと館 / 大島公園 / 屏風岩 / 多田神社御社橋
(主催: 流域ネット猪名川 協力: 猪名川河川レンジャー)
平成21年11月5日、流域ネット猪名川の主催する「もっと猪名川を知ろう!バスツアー」が開催されました。当日は、猪名川の多くのポイントを回り、参加者の皆さんは、普段見ることのない猪名川の姿に満足した様子でした。
河川レンジャーは、河川管理者への現地説明やウェブ上での開催告知の依頼、当日のガイドなどで協力をしました。
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猪名川の持つ様々な景観や環境を直接見ていただくことで、一般市民の方に、もっと猪名川を知ってもらおうと、「流域ネット猪名川」主催による「もっと猪名川を知ろう!バスツアー」が催されました。
当日は、2台のバスに分かれて、猪名川の特徴あるポイントを1日かけて回りました。川沿いに設定されたバスルートでは、車窓から、遠くに近くに、猪名川の姿を見ることができ、五月台展望台からの眺め、間近でみる屏風岩など、猪名川の魅力を実感することができました。
さらに、ワイワイわんどでは、河川管理者から河川環境についての説明、一庫ダムでは、環境に配慮したダムの運用や取り組みの説明を受け、普段、聞くことのできない話に参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。
他にも多くのポイントを回った盛りだくさんのバスツアーで、まさに、猪名川づけの1日となりました。
河川レンジャーは、開催に当たって、河川管理者である猪名川河川事務所へ、河川環境に関する現地説明と、ウェブページ「いーないながわネット」での開催告知を依頼しました。当日は、猪名川での普段の活動を活かして、バスのガイド役としても活躍する一方、気象データを使って、大雨増水で水難事故にあわないために注意することを参加者へ説明しました。
【 河川レンジャーの取り組み 】
●行政と住民とのコーディネート
→河川管理者へ現地での河川環境に関する取り組みの説明の依頼
→ウェブページ「いーないながわネット」での開催告知の依頼
●河川レンジャー主体の取り組み
→猪名川での活動を活かしたガイダンス
→大雨増水による水難事故に関する啓発
【 参加者の声 】
- 現地を見ながら湧水のように豊富な説明を受けると心にしみ込みます。正に猪名川の温故知新!ツアーでした。川の恩恵を直接感じない現代人は川に対してただの水路、溝の意識しかなくて、治水のこととなると力づくで押さえ込もうとします。これは昔の人に学ばなければならないところだと思います。昔の人のように川下りしたり、子どもたちにこんな猪名川巡りの機会があったりしたらいいだろうなあと思いました。
- 乗車時から降車までの行程の間、分かりやすく、その場、その場に合った説明が良かった。本当 に猪名川をなんとか、皆できれいにしようと意欲が感じられ、猪名川に改めて興味が持てた。
- 普段踏み込めない場所にも入り込め、専門家の話を聞いて、より川に関心を持つようになった。
- 一庫ダムができて、下流域の状況が変わってきて、礫を投入したり、それを下流に流すため、フッシュ放流をしている話は初めて聞いたが、ダム管理として、いろいろ工夫されていることが分った。
- 外来植物の侵入については現地説明が非常に効果的であった。
- こんな企画があれば次回も是非参加したい。
* ツアー後、参加者の皆さんからいただいた感想から抜粋して掲載しております。
〜栄木Rによるガイド〜 | 〜河川管理者による説明〜 | 〜一庫ダムでの説明〜 |
〜楢原Rの説明〜 | 〜五月山から猪名川を眺望〜 | 〜大島ふれあい公園での記念撮影〜 |