水辺フォーラム
■開催日 : 平成22年12月5日(日曜日)
■場所 : 高安記念会館
(主催 : 水辺フォーラム実行委員会)
今年の水辺フォーラムでは、「水辺まつりとそれを囲むアクションの大きな枠組みについて再確認する必要がある」との意見を踏まえて、水辺フォーラムの目的とこれまでの経過、アクションプランの具体化について話しあわれました。
アクションプランのテーマを「環境」とし、平成23年6月19日(日曜日)に宮園橋付近でアレチウリなどの外来種対策を行うこと。また、住民に川に目を向けてもらうために、この外来種対策の予定を次回の猪名川クリーン作戦で各団体や地域へアピールすることも提案されました。
このフォーラムには栄木レンジャーと楢原レンジャーが参加しました。河川レンジャーからは平成22年12月に開催した猪名川流域意見交換会での参加者の意見を紹介しました。
活動内容について詳しく知る
望ましい猪名川の姿として「子どもたちが遊べる川にしたい」、「外来種を減らし多様性のある環境に」などがあること、そのために私達ができることとして、「学校教育との連携で地道に活動する」、「1人ひとりが毎日ゴミ拾いや外来種の抜き取りなどを行う」などの意見が出されたことを報告しました。
また、楢原レンジャーからは、特定外来種のアレチウリは抜き取った後も適切な処理が必要であること、外来種対策に一緒に取り組んでいく団体として「流域ネット猪名川」や「アスビ友の会」があるというお話をしました。栄木レンジャーからは、活動の効果を広くアピールしていくために、外来種対策を行ったあとには、モニタリングをしていくことが大事であるというお話をしました。
また、水がきれいなら、釣った魚をそのまま食べることができることから、藻川でとれたハゼの天ぷらを試食しました。
また、藻川に生えている在来種と外来種についてのお話もありました。
フォーラムの活動そのものでありませんが、次のような意見もありました。
- ゴミを拾う活動はできたが、ゴミを捨てさせない活動はなかなかできない。このためには、川の大切さや面白さがわかって地域が参加してくれる方法を考えなければならない。なぜ外来種がダメなのか理解できる工夫、かんたんに人に伝える方法を工夫することが必要。
- 園田学園女子大学では、平成22年12月11日の環境学生会議で水辺まつり・水辺フォーラムに参加したことをについて発表予定。 大人が体験していないことを子供に伝えることは出来ない。自然と文化の森協会では、大人の自然体験を企画しており、ぜひ参加して欲しい。