猪名川クリーン作戦
■開催日 : 平成25年2月2日(土曜日)
■場所 : 猪名川流域26箇所
(主催 : 猪名川クリーン作戦実行委員会)
2月2日(土曜日)に猪名川クリーン作戦実行委員会の主催で、猪名川流域の26箇所で一斉に清掃活動を行う「第10回猪名川クリーン作戦」が開催されました。当日は、開催時刻まで小雨が降っていましたが、猪名川流域の内外から1,000人を超える参加が集まり、一人ひとりが水辺のゴミを拾い集めました。
また、同時に水質調査も行いました。アンケート結果では、多くの人が「猪名川がきれいになった、ゴミが減った」と感じていることが分かりました。
参加者が拾い集められたゴミは、後日、関係自治体と河川管理者の協力によって回収されました。
活動内容について詳しく知る
■ 広がる活動の輪
奥村レンジャー
実施場所2箇所、参加者260人ではじまった、猪名川クリーン作戦。毎年、着実に活動の輪を広げ、10回目を迎えた今年は、これまでの最多となる、上流の猪名川町から下流の尼崎市までの26箇所、50を超える実行委員団体によって行われました。
田中協力員
当日の朝は、開始まで小雨の降る難しい天候でしたが、1,066人もの人々が、ゴミ拾いに参加しました。
■行政もバックアップ
大規模な猪名川クリーン作戦では大量のゴミが集まります。集まったゴミは適切に処理する必要がありますが、この役割を担っているのが、河川管理者と沿川自治体です。事前にゴミの集積場所を調整、確認し、今回も確実にゴミを回収しました。
ゴミの回収にあたっては、集められたゴミは参加者により分別されます。参加者と行政の協力関係があってはじめて、猪名川クリーン作戦は成功します。
■多様化する取り組み
猪名川クリーン作戦では、あわせて水質調査も行っています。流域に住む人たちの飲み水ともなっている猪名川の水に関心をもってほしい、という思いから始められています。調査に参加した子供たちにも、猪名川をきれいにしたいという思いが芽生えたら、嬉しいですね。
この他にも、継続した活動でゴミの減った場所では、外来種の駆除活動や絶滅危惧種の保全活動など、さまざまな取り組みが行われています。
●河川レンジャーと協力員も連携、参加
楢原レンジャーは、準備段階から実行委員会と連携し、自治体、河川管理者とのゴミ回収・処理に関する調整をしました。猪名川クリーン作戦が、スムーズに進められるためのお手伝いができました。
当日は、私たち河川レンジャーと協力員も、受付や説明をお手伝いするとともに、ゴミを拾いました。実際に皆さんと一緒にゴミを拾うことで、猪名川をきれいにしたい、良い川にしたいという思いを共有できました。
イズミヤ前猪名川左岸河川敷で
アンケート結果では、多くの人が「猪名川がきれいになった、ゴミが減った」と感じていることが分かりました。
参加者が拾い集められたゴミは、後日、関係自治体と河川管理者の協力によって回収されました。