第16回 水辺まつり
藻川の河川敷で毎年恒例の水辺まつり。今回は昨年までとは場所が変わり、宮園橋上流の河川敷で開催されました。
猪名川河川レンジャーのブースでは、藻川に生息する水生生物の水槽展示や、猪名川・藻川洪水ハザードマップの啓発、猪名川周辺の歴史文化の紹介を行いました。
■開催日 : 令和元年9月22日(日曜日)
■場 所 : 藻川 宮園橋上流 河川敷
■主 催 : 猪名川・藻川の清流復元フォーラム 水辺まつり実行委員会
河川レンジャーブースの水生生物の展示には、特に子供たちが興味津々で、ボラ、チチブ、ウナギ、モクズガニ、テナガエビなど、藻川には色々な生き物がいることに驚いていました。
原口レンジャーは、明治30年頃の猪名川・藻川の河道や旧街道・史跡など書き入れた地図で、会場周辺の歴史文化を紹介しました。河道改修等による変化や、猪名川と地域の歴史の関係について、皆さんに大変興味を持って話を聞いていただきました。
また、志築レンジャーは猪名川・藻川洪水ハザードマップの紹介を行いました。来場者の方にハザードマップ上で自宅の場所を探してシールを貼っていただき、何時間後にどの程度浸水するか、どこに避難すれば良いか等をお話しました。
河川レンジャーのブースの様子(正面)
河川レンジャーのブースの様子(横)
藻川の魚たちの観察
洪水ハザードマップを説明する志築レンジャー
猪名川周辺の歴史文化を紹介する原口レンジャー
原口レンジャーの説明パネル(左が旧河道)
≪河川レンジャーの感想≫
●佐藤レンジャー連休の一日、普段集まることのない河原で人々が集い、子ども達が川の中に入り遊んでいる光景は素晴らしいと感じました。地域の方々の協力でこんなに楽しいイベントが開催できるなんて、すごいパワーですね。
虫捕り網を持っている子に葭原に巣を作るカヤネズミのことを教えてあげたら、丁寧に感謝されて嬉しかったです。
●原口レンジャー
猪名川・藻川の改修等による河道の変化に大変興味を持たれている方が多いと感じました。また、猪名川と地域の歴史の関係についても大変興味を持って話を聞いていただきました。さらなる資料の充実を図っていきたいです。
●志築レンジャー
来場者様に浸水の時間や浸水高などを説明させていただくと、マップの見方や、避難場所・避難方法に関心を持たれていました。