vol_86

池田市立池田小学校より出前講座の依頼をいただき、志築レンジャーと大東協力員が講師をつとめました。生徒さんが約160人と多かったため、前半組と後半組に分けて、同じ講座を2回行いました。

　まずは、大雨のときの洪水や土砂災害の危険性について、志築レンジャーが図や動画を使いながら説明しました。生徒さんはとても熱心で、志築レンジャーが質問をしたりクイズを出したりすると、たくさんの手が挙がり、積極的に発言していました。実際の災害を記録した動画には特に興味を持ってもらえたようで、越水や地滑り、がけ崩れ等の動画には驚きの喚声が上がるほどでした。
　グループワークでは、小学校校区の地図を班毎に囲み、自分の家や浸水被害が想定される場所を地図に書き入れたり、洪水のときの避難経路を確認したりしました。講座を受けて「自分の家のそばに危険があることがわかった」「大雨のときにどうすればいいかわかった」と話しており、水害について知ってもらうことができたようでした。

　また、最後に大東協力員から、川で遊ぶときの注意点についてもお話ししました。今年はコロナウイルス感染症の影響で遠出できない替わりに川遊びする人も多いようですが、水難事故は各地で起こっています。安全のために気をつけてほしいポイントを説明すると、とても真面目に話を聞いてもらえました。