播磨東地域特別支援連携協議会 防災出前講座
原口レンジャーが防災の出前講座を行いました。
■開催日時: 令和3年1月25日(月曜日) 13:45~16:30
■場 所: 加古川総合庁舎5F会議室
■講 師: 原口レンジャー
■参 加 者: 播磨東地域特別支援連携協議会メンバー 約25名
今回は兵庫県播磨東教育事務所から依頼を受け、猪名川流域外で出前講座を行いました。対象の「播磨東地域特別支援連携協議会」は、より良い特別支援教育に向けた関係機関の連携を目的とした組織です。
講座の前半では「猪名川の歴史と防災について」と題し、猪名川河川レンジャーの役割や原口レンジャーの活動の紹介、猪名川の河道の変化等の説明を行いました。その後、防災に関して、ハザードマップの説明や洪水の定義、実際に避難や臨時休校を検討する際の情報入手方法、気象庁が発令する警報・注意報の種類と意味などを説明しました。
後半では、「教育・福祉・防災の連携について~だれもが安全に避難できるために~」をテーマにワークショップを行いました。国土交通省のマイタイムライン検討ツール「逃げキッド」を使い、各自スマートフォンで調べたり考えたりしてもらいながら、気象情報等の入手→避難準備→避難行動 の流れを説明しました。特別支援が必要な人を安全に避難させるためには、その人に合った避難手段や避難時の持ち物、避難にかかる時間を考慮した避難開始時間、さらに、その時間をどの情報から判断するか? など、考えておくべき事項がたくさんあります。そして、支援対象の人の避難が完了するときには、自分も避難できていなければいけません。事前にしっかりと考え、想像し、備えておくことが大切だとお伝えしました。
なお、今回使ったマイタイムライン検討ツール「逃げキッド」は国土交通省のホームページで公開しており、誰でも利用することができます。リンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
マイタイムライン検討ツール「逃げキッド」掲載ページ(国土交通省関東地方整備局)